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丈夫な国産の尾州リネン生地100% 選べる2タイプ
KAPPO
割烹着やワンピースのように着られるエプロンです。
薄手コートのように羽織れる2 WAY仕様にしました。
その日の気分に合わせて前でも後ろでも着ることができます。
ー快適な袖まわりー
水仕事の際、捲りあげる必要がなく、オールシーズン着られる
五分袖です。
ー気分で絞れる紐付きー
ウエスト部分には半分だけ紐を通し、気分に合わせて絞ったり、ゆったり着ることで様々な表情になります。
ー使い勝手のいいポケットー
スマホなど重いものを入れても着崩れにくい位置に、大きめの
ポケットが2つ。裏側は破れにくい補強付き。
販売価格:¥27,500(税込)
カラー :白、黒
サイズ :FREE (身幅:51cm、丈:103cm、袖丈:36cm) (着用モデル身長:154cm)
KABURU
被るだけで肩紐が背中でクロス状になるエプロン。
後ろのボタンは留めなくてもサマになります。
ー疲れにくい肩紐ー
首や肩が疲れにくいよう、太めの肩紐が背中でクロスするデザインに。ずり落ちにくいのもメリットです。
ー上半身もウエストもスッキリー
上半身の布は、中の服が汚れにくいよう面積が広め。
ウエスト部分と共に、スッキリ見えるデザインを追求。
ー使い勝手のいいポケットー
スマホなど重いものを入れても着崩れにくい位置に、大きめの
ポケットが2つ。裏側は破れにくい補強付き。
販売価格:¥18,700(税込)
カラー :白、黒
サイズ :FREE(身幅:49cm、丈:90cm、肩紐:全63cm) (着用モデル:154cm)
生地の産地と作り手
RINNEの本店りんねしゃがある愛知県が誇る尾州産です。(尾州とは…一宮を含む愛知県尾張西部から岐阜県西濃地域)。
尾州といえば世界三大ウール産地として知る人もいますが、実は良質なリネン織物の産地でもあり、数々の有名ブランドが愛用。
今回の生地は、そんな尾州リネンを知り尽くした設計士さんと、最高の技術をもつ職人さんたちと、理想の生地作りからはじまりました。
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1.生地サンプルを検討
設計士さんの元には、横糸と縦糸の太さ、組み合わせ、織り方…様々な厚みや重さ、風合いのサンプルがあり、理想に近いものを探し出します。今回選んだのは25番手の厚手な生地。丈夫でハリがありながら、着ると体に馴染むのが魅力。洗えばパリッと戻るのでエプロンにぴったり。
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2.糸からしっかり染色
糸は信頼できる紡績屋さんの上質なものを使用。リネンはもともと生成りなので、白は脱色し、黒は染色します。今回は、⼿間と時間がかかっても、ムラなく糸の芯まで染まる「かせ染め」を採用。(安価なものだと製品にしてから染めるため、洗濯のたび色落ちする場合も)
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3.染めた糸を巻き上げ
染めた糸は、織る前に巻き上げる工程を経ます。糸の負担を考えながら綺麗に巻き上げないと、織る時さまざまな支障が出るため、経歴20年のベテランがつきっきり。糸は切れやすいため、切れたらそのたびに端を探して対処するので本当に大変で、時間もかかります。
![IMG_8633.jpg](https://static.wixstatic.com/media/6be25e_dae60c35ae3640649f73372a737227aa~mv2.jpg/v1/crop/x_576,y_0,w_3456,h_3456/fill/w_187,h_187,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/IMG_8633.jpg)
4.いよいよ機織り!
この道55年の職人さんが、古いのこぎり屋根の工房で織り上げていきます。けれどもその前にかかる準備は、奥さんと二人で1週間! 約3600本の糸を縦に横にと、織り機の金具1つひとつに通していくという、気が遠くなる作業が必要なのです。織り始めてからも、糸が切れたらその都度、結び直すという息の詰まる作業が繰り返され、ようやく織り上がるのです。
![IMG_8671.jpg](https://static.wixstatic.com/media/6be25e_a60ec54122be415e98979fc0f216e861~mv2.jpg/v1/crop/x_576,y_0,w_3456,h_3456/fill/w_187,h_187,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/IMG_8671.jpg)
5.仕上げの洗い加工
リネンは最初に洗うと縮むため、今回はあらかじめ洗ってから縫製しています。そこでお世話になるのが「整理工場」。リネンは繊維が硬いので、洗いざらしでもサマになる風合いや、クタッとやわらかな風合いなど、生地の表情を出してくれるのも、この整理工場の職人さんたちの腕によるもの。50年の経験で、最適な温度や時間を調整し、仕上げてくれました。
photo:西澤智子、にしむらめい
text :竹内葉子